近年、返済遅滞などの金融事故を起こし、一般の金融機関から借入れができなくなってしまった人が、個人間融資の申し込みを行うケースが増えています。
金融ブラックの人にとって個人間融資は、一見便の良いサービスですが、実は危険がたくさん潜んできます。
今回の記事では、個人間融資の危険性と安心してお金を調達する方法をご紹介いたします。
個人間融資（個人融資）とは
個人間融資とは、SNSなどを通じて素性の分からない相手から貸付を受けることを言います。
信用情報の審査などがなく、すぐに融資金を受け取れることで、一部に人気のある資金調達方法として認知されていますが、その多くは、法律違反である可能性が非常に高いです。
たとえ個人であっても、反復継続する意思を持って金銭の貸し付けを行うことは、貸金業法上の「貸金業」に該当します。
貸金業の登録をしていないものが、貸金業を営む目的でお金の貸し付けについて勧誘することは法律で禁止されているのです。
近年では、金融庁も個人間取引に対して警告を促しているので、安易に利用しないようにしましょう。
本当に借りれる？個人間融資（個人融資）には危険が潜んでいる
簡単に借りれてしまう個人間融資ですが、さまざまなトラブルを引き起こす可能性が高いため、安易に利用するのは避けるべきです。
個人間融資をすることで考えられるリスクについて解説していきます。
法律に違反している
先にも述べましたが、個人間であっても、金利を発生させ反復的継続させる意思を持って融資を行うことは「貸金業」に当たります。
貸金業を営むためには地方自治体や国の許可が必要であり、許可なく行うと犯罪と見なされてしまいます。
個人間融資において貸金業許可を取得している人はほぼいませんので、そもそも存在自体が法律違反なのです。
闇金や詐欺のリスクが高い
個人間融資をしているのは、闇金業者などの違法業者であるケースがほとんどです。
これら違法業者からお金を借りてしまうと、法外な利息を請求されたり、家族にも取り立ての手が及んだりと、あらゆるトラブルに巻き込まれる可能性があります。
法外な利息を取られる危険性がある
一般的に個人間融資では、カードローン会社が発行している銀行カードローンや消費者金融系カードローンよりも高い利息設定がされています。
出資法により、個人に課せる金利は年20％とされていますが、そもそも貸金業許可を得ていませんので、総返済額が高くなりやすい傾向にあります。
個人情報の流出の危険性がある
個人間融資では、個人情報の保護も守られないことがほとんどですので、運転免許証の写真や銀行口座など、あらゆる個人情報が流出してしまうリスクがあります。
個人情報の流出が更なるトラブルに発展する可能性があることも覚えておきましょう。
犯罪に巻き込まれる危険性がある
法外な利息を要求されたことで返済が滞ってしまうと、薬物の運び屋や銀行口座の譲渡などの犯罪行為で返済するよう脅される可能性もあります。
仮に完済したとしても、個人情報を売られ、別の犯罪グループに狙われる恐れもあるでしょう。
事前に保証金や預り金を払わされる可能性がある
審査をしない代わりに、融資前に保証金を支払わされる可能性があります。
保証金を支払った後に連絡が取れなくなってしまうトラブルも多く、融資すら受けられないこともあるのです。
個人間融資（個人融資）をどうしても利用したい場合はここを確認しよう！
金融ブラックの人は、カードローンや消費者金融会社の利用ができません。
他から借り入れができないがために、個人間融資を使わなければならない時は、次のようなポイントに注意して細心の注意を払った上で利用を検討してください。
金利を確認する
借り入れる金額にもよりますが、一般的に出資法や利息制限法では年20％以上の金利設定は違法とされています。
これは手数料も金利と換算しますので、借入条件が手数料を含めて年20％以上の金利設定になっていないか確認しましょう。
借りる相手の名前や連絡先を調べる
金融詐欺を行う人物は、たいてい検索すれば同様の被害の報告を見つけることができます。借りようとしている人の名前や連絡先を調べ、相手が闇金業者や詐欺師でないことを必ず確認するよう心がけてください。
銀行口座の暗証番号は絶対に教えない
当たり前ですが、融資時に銀行口座の暗証番号は必要ありません。
銀行口座の暗証番号を聞かれたなら、違法業者である可能性が高いでしょう。
暗証番号を知られてしまうと、犯罪に巻き込まれるリスクが高まりますので、融資に不要な情報は間違っても相手に教えないようにしてください。
保証金・預り金などの名目でお金を請求されたら絶対に払わない
「返済できなかった時に充当する」などと言って保証金の支払いを求められても、支払ってはいけません。
借りる側からすると担保のように感じてしまいますが、そもそも保証金を預かることは出資法で禁じられています。
支払った段階で持ち逃げされてしまう可能性が高いので、このような言葉が出てきたらその人からはお金を借りないようにしましょう。
個人間融資（個人融資）を利用する前に審査が緩い大手消費者金融を選ぼう！
個人間融資の利用を検討する前に、安全な大手消費者金融のカードローンに申し込んでみましょう。
大手消費者金融のカードローンなら無利息期間も設けられているため、借り入れのリスクが少なくお金を調達することができます。
プロミス
プロミスは2021年オリコン顧客満足度調査において、ノンバンクカードローンで第一位の実績がある、安心して利用できるカードローンです。
申込・審査はWeb上で完結するのはもちろん、審査回答は最短15秒と非常に速いため、すぐに審査結果が知りたい人におすすめのカードローンです。
| 借入限度額 | 1万円〜500万円 |
|---|---|
| 審査時間 | 最短30分 |
| 融資スピード | 最短30分 |
| 金利 | 金利年4.5%〜17.8% |
| 無利息サービス | 借入日の翌日から30日間 |
アイフル
アイフルは、審査前に事前融資可能診断をすることができます。
事前融資可能診断は1秒で出来て、審査含めて最短25分で融資が受けられることから、すぐに現金を手に入れたい人におすすめのカードローンです。
また、限度額が800万円と高く、かつ30日間の無利息サービスがあるので、まとまった金額がすぐに必要な人にもおすすめですよ。
| 借入限度額 | 1万円〜800万円 |
|---|---|
| 審査時間 | 最短30分 |
| 融資スピード | 最短即日 |
| 金利 | 年金利3.00%〜18.00% |
| 無利息サービス | 借入日の翌日から30日間 |
アコム
アコムは、安定した収入があれば学生や主婦でも利用が可能です。「年齢」「年収」「カードローン他社借入状況」という3つの質問に答えるだけで借入可能か事前審査を受けることもできます。
融資スピードや無利息期間はプロミスと同等ながら、最低金利が低く、限度額も高いため人気のカードローンです。
| 借入限度額 | 1万円〜800万円 |
|---|---|
| 審査時間 | 最短30分 |
| 融資スピード | 最短即日 |
| 金利 | 年金利3.00%〜18.00% |
| 無利息サービス | 借入日の翌日から30日間 |
審査が通らなかった人におすすめ！お金を借りる方法
カードローン審査に通過しなかったとしても、すぐに個人間融資に手を出すのではなく、次のような方法での資金調達も検討してみてください。
質屋やメルカリ・ヤフオクなどのフリマアプリを活用する
不用品を質屋やフリマアプリで販売することで現金調達が可能です。
資金が即日で手に入るものの換金率が低くなりやすい質屋か、換金率は比較的高いものの現金化まで数日かかるフリマアプリかは、自身のお財布事情と相談して決めるようにしてください。
クレジットカードのキャッシング機能を使う
今持っているクレジットカードにキャッシング機能がある場合は、ATMを利用することで即融資を受けることができます。
追加での審査は必要なく、簡単に現金調達ができますので、カード会社に連絡して枠設定の有無を確認してください。
また、新しくキャッシング機能をつける場合は新規審査が必要になることを合わせて認識しておきましょう。
バンドルカードを利用する
バンドルカードは、誰でも審査無く無料で発行できるVISAのプリペイドカードです。
バンドルカードの「事前チャージ機能（ポチッとチャージ）」を利用することで、チャージ金額分の支払いを翌月に行えます。
換金率の高いギフト券を購入し、質屋で換金することにより即日で現金が手に入るおすすめの方法です。
公的機関を利用する
収入が低かったり、高齢世帯の場合は公的機関による融資や資金援助を受けられます。
いずれも金利は1％台とカードローンなどと比較しても相当低いので、条件に当てはまるようだったら利用を検討しましょう。
代表的なものは、生活福祉資金貸付制度や緊急小口資金などが挙げられます。
お住まいの市区町村社会福祉協議会に問い合わせてみてくださいね。
後払い（ツケ払い）現金化サービスを利用する
バンドルカードは後払い機能を活用したおすすめの現金調達方法ですが、自分でやると手間がかかりますので、後払い現金化サービスを利用するのも一つの手です。
代表的な仕組みは、「後払いでツールを購入する→すぐに簡単なレビューを行う→宣伝報酬として現金振り込みを受ける→支払い期日に後払い代金を支払う」といった流れです。
即日で現金調達ができるだけでなく、審査不要で利用できますので、金融ブラックのような人でも安心して利用できます。
まとめ
個人間融資は手を出しやすいものの、犯罪に巻き込まれるリスクや、法外な利息を要求されるリスクがあるため、できる限り利用しないことを強くおすすめします。
個人間融資を利用する前に、大手消費者金融のカードローンの利用や、バンドルカード・後払い現金化サービスの活用を検討するようにしてください。
特に後払い現金化サービスは、審査不要で申し込み当日に現金を手に入れることが出来ますので、即日融資にこだわる方であれば特におすすめの方法です。
後払い現金化サービスの詳しい利用方法については、こちらの記事で解説しておりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。