ZOZOで導入しているツケ払いとは?やり方や後払い現金化の仕組みも解説

ファッションアイテムを購入できる大手有名通販サイト「ZOZOTOWN」には、料金を後払いできる「ツケ払い」という制度があるのをご存知でしょうか。
このシステムを活用することで、今現在手元に予算がない人でも欲しいアイテムを買い物することが可能なため、学生や主婦など広い層から利用されています。
今回の記事ではZOZOTOWNのツケ払いについて解説した後、今すぐ現金を手に入れたいという人向けに即日現金化できる方法ついてもご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!

ZOZOTOWNのツケ払いについて

ZOZOツケ払いは、商品購入後最大2か月間支払いを猶予してもらえる、ZOZOTOWNが独自に導入している仕組みです。
まずは以下の内容についてそれぞれ解説していきます!

  • 注文から支払いまでの流れ
  • ツケ払いの手数料
  • メリット・デメリット

注文から支払いまでの流れ

ZOZOTOWNの公式サイトからネット通販商品を購入する際に、支払方法で『ツケ払い』を選択すると、自動的にZOZOツケ払いでの請求となります。
商品は通常注文時と同じように届きますが、その際に請求書も郵送されてきます。
請求書に記載された期日までに、コンビニ・銀行・LINE Payのいずれかの方法で支払いを行うことで、後払い完了となる決算方法です。

ツケ払い決済サービスの支払い期限は2か月と長いため、今は手元に現金やクレジットカードがない、という状態でも、欲しい商品をすぐに購入することが可能。
ただし、ツケ払いの上限額は5万円となっているため、あまりにも多くの商品をツケ払いで購入することはできませんので注意が必要です。

ツケ払いの手数料

ZOZOツケ払いの利用者は、GMOペイメントという決済代行会社を通して代金を支払うことになり、手数料も発生します。
手数料自体は330円と決して高いものではありません。
ですが、複数回使って積みあがると大きな金額にもなりますので、特別な理由がなければツケ払いにする必要はないでしょう。

ZOZOTOWNツケ払いのメリット・デメリット

ZOZOツケ払いのメリットは、下記の3点です。

  • クレジットカードや現金を持っていなくても商品が買える
  • 未成年でも保護者の同意なしに買える
  • 支払い猶予が2か月ある

通常ZOZOTOWNの決済方法は、クレジットカード・代金引換・LINEPAY・コンビニでの事前決済が中心となっており、いずれも商品が手元に届く前に決済を完了させる必要があります。
しかし、ZOZOツケ払いを利用することで、この決済を後ろ倒しにできることが最大のメリットといえるでしょう。

一方デメリットは下記のとおりです。

  • 手数料がかかる(300円+税)
  • 支払いを忘れてしまう/請求書を紛失する可能性がある
  • 10万円という上限額が決められている

再度支払いを行う手間が増えることも考えると、クレジットカードや現金を持っている場合には、あえて利用するメリットはないと言えます。
今手元に予算がある人は事前決済を選ぶ方が賢明でしょう。

ZOZOTOWNツケ払いに関するよくある質問

ツケ払い

ここからは、実際にZOZOTOWNのツケ払いを使おうと考えている人のために、よくある疑問にお答えします。2021年7月時点での情報を記載いたしますので、今後変更になる場合もありますことをご了承ください。

もしも支払いができなくて滞納したら?

2か月後の期限までに支払いが行われなかった場合でも、ZOZOツケ払いでは基本的に延滞金がかかることはないようです。
しかし、民法の規定により、年5%の延滞料を請求される可能性もないとは言えません。
未払いとなった場合は、まずGMOペイメントから督促の通知(メールなど)が届きます。この通知にある指示通りに支払いを行うか、支払いが行えない場合などは事情を返信することが必要です。支払い期限から再支払いまでの期間は10日間あるそうですが、この再支払い通知も無視してしまうと再度催促の電話がきます。
複数回督促を無視すると、最終的には弁護士から連絡が来るなど、法的措置を取られる可能性があるので注意しましょう。
また、支払いに遅れても一般的な信用情報(クレジットカード会社など)には影響を及ぼさないようですが、ZOZOTOWN自体の与信審査には通らなくなります。今後ツケ払いは利用できなくなる可能性があるので気をつけましょう。

コンビニ支払いってどうやるの?手数料は?

ZOZOTOWNの商品をコンビニ払いで決済する方法は、前払いとツケ払いの2パターンがあります。
ZOZOツケ払いを利用してコンビニ支払いを行う場合は、手数料はツケ払いの利用料としてかかる330円だけです。
流れは以下の通りです。

  1.  商品購入時にツケ払いを選択
  2.  商品と同時期に届く請求書をもってコンビニへ行く
  3. レジに請求書を出して現金で支払い

返品はできるの?

一般的な購入店でのクレジット払い返品などと同様に、返品は可能です。
方法としてはZOZOTOWNのサイト上から、通常通りの返品手続きをとって商品を返送するだけでOK。
請求書については破棄するよう指示されますので、それに従って破棄してください。
手数料も含めて、支払わなくてはいけないお金はありません。

ツケ払いする際に審査はあるの?

ツケ払いを利用する際も、クレジットカードなどの審査とは異なる独自の審査があります。
これはZOZOツケ払いを希望するたびに、10秒ほどの審査が必要となるようです。
審査に用いる内容は、名前・住所・メールアドレス・電話番号など基本的な個人情報。
多くの場合は審査をパスできますが、住所の記載ミスや過去の利用履歴などから審査落ちとなることもあり得ます。

【金融ブラックでもOK】後払い(ツケ払い)現金化の仕組み

ZOZOツケ払いでは後から支払いを行うことで、現状予算がない人でも欲しい商品を手にすることができました。
こちらと同様に、後から支払いを行うことで現金を即日手に入れることのできる仕組みが「後払い(ツケ払い)現金化」です。

給料ファクタリングとの違い

即日現金化する手法として、以前は「給料ファクタリング」という方法がメジャーでした。
これは『当月の給料を手にする権利(債権)』をファクタリング会社に売って現金調達し、給料が支払われた段階でこの業者に債務を履行する、つまり給料を業者に渡すという現金化方法です。
しかし、この給料ファクタリングサービス現金化システムは、金融庁が「実質的な貸金業である」として2020年に取り締まりを強化。現在では消費者金融は貸金業法にのっとった利率設定・登録等が必要となっており、必要な措置が取られていない場合は違法行為となっています。

対して、後払い(ツケ払い)現金化サービスは、消費者が商品を後払いで購入し、その商品を利用することで現金を手にすることができるという手法であり、2021年7月現在のところ金融庁から違法との判断はされておりません。購入者は金融ブラックの人でも即日現金を手に入れることができるため、便利なサービスとなっています。

後払い(ツケ払い)現金化の方法は大きく分けて3種類

後払い現金化は、後払いした商品に対して何らかのアクションを行うことで現金化できる方法です。代表的な方法は下記の3つになります。

  • 仕入業者と契約し、商品を指定された第3者に転売する
  • 購入した商品のレビューを行う
  • キャッシュバック付きの商品を購入する

なお、ZOZOツケ払いを利用した後払い現金化を行う場合は、商品をZOZOTOWNで購入し、それをフリマサイトなどで転売するという方法を取ることになります。
転売する商品が新品であれば法律には触れませんが、必ずしも売れるとは限らず、すぐに手元に現金が届くわけでもないという点には、注意が必要です。
また、ZOZOツケ払いの利用枠そのものを転売して現金化することは利用規約で謹慎されており(第23条 譲渡禁止)、会員資格停止などの処分になる可能性が高いので気をつけましょう。

引用元:https://zozo.jp/info/kiyaku.html?p_no=1

まとめ

ツケ払い

現金やクレジットカードが手元にないときでも通販サイトZOZOTOWNで買い物ができる「ZOZOツケ払い」は庶民の強い味方です。
手数料が通常よりもかかるため、特に必要がなければ使わなくてもいいサービスではありますが、こうした選択肢がある、ということ自体が非常に心強いですよね。
ただ、商品ではなく現金を手に入れたいというときは、ZOZOツケ払いで購入した商品を転売する方法は得策ではないでしょう。在庫を抱えるリスクもありますし、すぐに現金化できるわけではありません。
キャッシングローンやカードローンなどで審査NG、もしくは上限に達しているというような場合には、後払い(ツケ払い)現金化業者を頼ってみるのもいいのではないでしょうか。
ただし、取引時は手数料などがかかってきますので、最終的な支払額が大きくなります。
必ずメリット・デメリットを理解した上で利用するよう注意してくださいね。