優良な個人間融資はない?トラブルに合った時の対処法とおすすめの借入方法

「すぐにお金が欲しい」「金融機関だと審査などの手続きが面倒」といった理由から、「個人間融資」を利用する人が増えています。
しかし個人間融資は、詐欺被害に遭ったり犯罪に巻き込まれたりするリスクが高いため、利用には十分注意が必要です。
そこでこの記事では、個人間融資の特徴や利用にあたっての注意点、その他オススメの借入方法について解説していきます。

優良な個人間融資はない?個人間融資とは

個人間融資とは、個人間でお金の貸し借りをすることです。最近ではSNSやインターネットの掲示板を通じて、見ず知らずの他人とお金のやり取りをする人が増えています。
個人間融資は、以下のような流れで行われます。

  1.  SNSで個人融資の協力を募る、お金を貸してくれる人に連絡を取る
  2.  貸し手に個人情報を伝える
  3.  金額の交渉をする
  4.  口座にお金が振り込まれる

銀行などの企業を通じて住宅ローン・銀行カードローン・ビジネスローン・事業性資金(事業資金)・まとめローン・エネルギー対策資金などの融資を受ける場合は、所定の書類を提出したり銀行担当者による厳しい審査があったりしますが、個人間融資の場合は審査が甘く入金スピードも早いのが特徴です。

個人間融資には危険が潜んでいる

審査が甘く入金スピードも早い個人融資は一見魅力的に見えますが、その多くは法律に反している可能性が高い取引です。個人融資が危険とされる具体例を解説していきます。

法律に違反している

個人間の取引であっても、反復継続する意思を持って金銭の貸付を行うことは「貸金業」に当てはまります。法律では、貸金業を営む場合は国や都道府県の許可を受ける必要があると定められているため、無許可で金銭を貸し付けることは貸金業法の違反になります。SNSでは貸金業の許可を持たないで、消費者金融業者を営む人が横行しているため注意が必要です。

闇金や詐欺のリスクが高い

お金を融資してくれる個人が、実は闇金業者だったという場合もあります。闇金業者の場合、支払いが遅れると違法な取り立てをしてくるなどトラブルに繋がる可能性があります。

法外な利息を取られる危険性がある

貸金業の登録を受けている業者は、利息の上限が年20%までと定められています。しかし個人融資は利息に上限がないため、法外な利息を取られ、融資額より返済額のほうが高くなってしまう可能性もあります。

個人情報の流出の危険性がある

闇金業者にお金を借りる場合、身分証のコピーや職場の情報などの個人情報を提出するよう求められます。そのため、返済期間が遅れるとこれらの個人情報を流出されるなどの被害に遭う可能性があります。

犯罪に巻き込まれる危険性がある

返済が滞った場合、それを口実にして振り込め詐欺などの犯罪に加担するよう強要されたり銀行口座の譲渡を迫られたりする危険があります。

事前に保証金や預り金を払わされる危険性がある

個人融資では、審査がない代わりに保証金や預り金を払わされる場合があります。保証金や預り金を支払った後に融資額が支払われるという名目ですが、実際には保証金や預り金を持ち逃げするような個人融資者が多く存在するため注意が必要です。

個人間融資でトラブルにあったらどうすれば良い?

もし個人間融資を利用してトラブルに遭ってしまったらどうしたらいいのでしょうか?被害のパターンによって相談先が異なりますので、以下を参考にしてみてください。

個人情報を送ってしまった場合は「警察」へ

個人融資者に個人情報を伝えたり、保証金・預り金を支払ったりしたにもかかわらず相手方と連絡が取れなくなった場合は、詐欺に遭った可能性が高いため警察に相談しましょう。ただし、被害額が少額の場合や、個人情報が悪用されているかどうか分からないうちは、警察でも捜査が難しい可能性があります。

犯罪と知らず口座を売ってしまった場合は「銀行」へ

個人融資者に銀行口座を譲渡・販売してしまった場合は、犯罪に使われる可能性があるため、早めに銀行で口座を凍結しましょう。もし口座が振り込め詐欺などの犯罪の振込先として使用されると、口座を販売した人にも賠償請求が発生する場合があります。

高額な金利を要求された場合は「弁護士・司法書士」へ

保証金や預り金と称してお金を騙し取られたり、法外な利息を要求されたりした場合は、弁護士や司法書士に相談して対策を練る必要があります。相手が暴力団関係者などの場合でも力になってくれるので、まずは相談することをおすすめします。

個人間融資を利用する前に審査が緩い消費者金融を選ぼう!

個人間融資を利用することは非常に高いリスクを伴うため、金融庁でも注意が促されています。そのため、お金に困った場合は個人間融資を利用するのではなく、金融機関を利用するのがオススメです。
「銀行の審査に落ちたから借りられない」という方でも、審査が緩い消費者金融会社なら審査に通る可能性は高くなります。なお、中小消費者金融カードローン会社や中小消費者金融(街金)は審査が厳しい傾向にありますので、こちらでご紹介するような大手消費者金融の利用がオススメです。

プロミス

プロミスは、インターネット申込を利用すれば、24時間365日いつでも対応可能です。
また審査も最短30分と短く、申込から最短10秒での振り込みにも対応しています。さらにWEB登録会員ならカードレスでアプリのみの利用も可能です。

借入限度額 1万円〜500万円
審査時間 最短30分
融資スピード 最短30分
金利 金利年4.5%〜17.8%
無利息サービス 借入日の翌日から30日間

アイフル

審査時間が早く、最短即日振り込みにも対応してくれるアイフルならお急ぎの方でも安心です。また利用限度額を50万円以内に設定すれば、収入証明書を提出する必要もなく手軽に借り入れが可能です。

借入限度額 1万円〜800万円
審査時間 最短30分
融資スピード 最短即日
金利 年金利3.00%〜18.00%
無利息サービス 借入日の翌日から30日間

アコム

アコムは、安定した収入があれば学生や主婦でも利用が可能です。「年齢」「年収」「カードローン他社借入状況」という3つの質問に答えるだけで借入可能か事前審査を受けることもできます。

借入限度額 1万円〜800万円
審査時間 最短30分
融資スピード 最短即日
金利 年金利3.00%〜18.00%
無利息サービス 借入日の翌日から30日間

消費者金融の審査が通らなかった人におすすめの資金調達方法

消費者金融やカードローンの審査に通らなかった方は、以下の資金調達方法なら利用できる可能性があります。一度で調達できる金額は少額になりますが、検討してみてくださいね。

質屋やメルカリ・ヤフオクなどのフリマアプリを活用する

質屋の店頭買取サービスや、フリマアプリ・オークションサイトで売れそうなものを売却してみましょう。手っ取り早く現金を入手したい場合は、店頭買取サービスを利用すれば、その場で査定してもらい即日で商品価値に応じた現金を入手できます。ただし、店頭だとあまり高く買い取ってもらえない可能性があるため、時間に余裕がある場合はフリマアプリの利用がオススメです。フリマアプリなら商品価格を希望額に設定できたり手数料が少なかったりといったメリットがあるため、利益率が高くなる傾向にあります。

クレジットカードのキャッシング機能を使う

手持ちのクレジットカードにキャッシング枠がある場合は、ATMからお金を借りることができます。ただし、新たにキャッシング枠を追加するには審査が必要になるため、消費者金融の審査に落ちてしまった方だとキャッシングの審査にも落ちてしまう可能性が高いでしょう。

 

バンドルカードを利用する

バンドルカードは、無料で作れるVISAのプリペイドカードです。バンドルカードの「ポチっとチャージ」というチャージ方法は後払いが可能なため、後払いでチャージしたバンドルカードでAmazonギフト券を購入し、買取業者に売却することで現金を入手することができます。

公的機関を利用する

収入が低い方なら、公的融資制度が利用できれば無利子または年1.5%程度の超低金利でお金を借りられます。公的融資制度には、以下の7つの制度があります。

制度名 対象者
生活福祉資金貸付制度 低所得世帯・高齢者世帯・障害者世帯
求職者支援資金融資制度 失業者または仕事を探している人
母子父子寡婦福祉資金貸付 未成年の子供を扶養している配偶者のいない人
年金担保貸付 年金だけでは生活が難しい人
緊急小口資金貸付 生活費の維持が緊急に困難となった人
教育一般貸付 子供の入学金・留学金などを必要としている保護者
看護師等修学資金 学費を支払いたい看護師等養成施設学生

先払い現金化サービスを利用する

先払い現金化サービスを利用することもひとつの方法です。
業者に商品をオンラインで買取査定をしてもらい、買取代金を先払いで振り込んでもらうことで、即日現金を得ることができます。
クレジットカードを持っていない方や金融ブラックの方でも利用でき、最短即日から現金を入手することができます。

先払い現金化サービスの詳しい内容についてはこちらの記事で紹介しているのでチェックしてみてくださいね。

まとめ

本記事では個人間融資の特徴や利用にあたっての注意ポイント、その他オススメの借入方法について解説しました。
個人間融資はSNSを通じて利用する人が増えていますが、利用にあたっては以下のような危険が潜んでいます。

  • 法律違反
  •  ヤミ金、詐欺被害のリスク
  •  利息が法外
  •  個人情報流出の危険性
  •  犯罪に巻き込まれる
  •  保証金や預り金を支払わされる

もしトラブルに遭った場合は、被害状況に応じて「警察」「銀行」「弁護士・司法書士」に相談しましょう。

もし現金の調達にお困りの場合は、以下の方法も検討してみてください。

  • 消費者金融
  •  質屋、フリマアプリ
  •  キャッシング
  •  バンドルカードを使った現金化
  •  公的融資制度
  •  後払い(ツケ払い)現金化サービス

これらの方法は詐欺被害に遭ったり犯罪に巻き込まれたりする危険がないため、お金に困った方はこちらの方法を利用すると安心です。