後払い（ツケ払い）現金化で審査なしの業者は？即日現金化の方法も解説！

給料ファクタリングとは違う

複雑な手続きがなく信用情報も問われない点は、給料ファクタリングと同様ですが、取引の性質はまったく異なります。

給料ファクタリングは、将来の決まった期日に勤め先から給料として受け取る権利を債権とみなして、この権利を給与ファクタリング業者へ売却することで、給料日より前に現金化する仕組みです。
給料ファクタリングは、金融ブラックの方でも利用できるサービスとして人気でしたが、違法な業者が乱立したこともあり、金融庁は2020年に「給料ファクタリングは実体として貸金業である」との見解を示し、金融庁に届け出をしていない多くの給与ファクタリング業者が違法となり撤退しました。

一方、後払い(ツケ払い)現金化サービスは現時点では（2021年6月）あくまで商品の売買取引であり、借り入れや融資には該当しません。

【後払い(ツケ払い)現金化】信用情報の審査は不要！

業者を利用した後払い(ツケ払い)現金化サービスにはいくつかのメリットがあるのですが、特筆すべきなのは「信用情報の審査が不要」だということです。

先ほど述べたように、後払い(ツケ払い)現金化サービスは借り入れや融資ではなく、商品の売買による現金調達取引であるため、信用情報の審査を受けることなく利用できます。社会的信用が低く借り入れができない方や債務超過などで金融ブラックに陥ってしまっている方にも便利なサービスといえるでしょう。

そのほかのメリットとしては以下の点が挙げられます。

【最短即日で現金化できる】

後払い(ツケ払い)現金化サービスでは、担保や保証人が不要。

審査が一般的な消費者金融などと比べて緩めなので、スピーディーに現金化できるというメリットがあります。

【既存の決済機能を失う心配がない】

後払い(ツケ払い)現金化サービスは、クレジットカードや携帯キャリア決済枠といった既存の決済サービスを使用せず、商品の販売店と直接後払い契約を行います。
そのため、クレジットカード会社や携帯電話会社に現金化が発覚して強制解約させられるリスクがなく、安心して取引を行うことができます。

【総量規制の対象外である】

後払い(ツケ払い)現金化サービスは、現時点で貸金業に該当しないため総量規制の対象外であるのもポイントです。総量規制とは、貸金業者から借りられる総額の上限を規制する法律で、「年収の3分の1まで」しか借りることができないというものです。

後払い（ツケ払い）現金化サービスは規制の対象外となっているため、消費者金融などから多額の借り入れをしていても利用できる可能性が高いといえます。

在籍確認が必要な理由

消費者金融やカードローンを利用する際は、勤め先への在籍確認が行われるのが一般的です。
後払い(ツケ払い)での現金化サービスは個人の信用情報は問われない一方、「定期的に収入があるか」「支払能力があるか」を提示できることがとても重要となります。
在籍確認は、サービスの利用者が本当に働いているのか、収入はあるのかをチェックするための大切なステップなのです。
逆をいえば、提出書類で安定した収入を証明できれば在籍確認不要になるケースもあります。
後払い（ツケ払い）現金化業者を利用する前に、しっかりと必要書類は確認するようにしましょう。

在籍確認の内容

在籍確認は、後払い現金化業者が勤め先に電話をかけ、ご利用者の氏名を伝えて会社に勤務しているかどうかを確認するという方法が一般的です。
対応の悪い業者を利用すると、勤め先に不審がられる可能性があるという点には注意が必要です。
また業者によっては、電話による確認ではなく、給料明細や通帳コピーなどを提出することで在籍の確認としてくれることもあります。どのような在籍確認を行うかは業者によって異なるので、事前にチェックされることをおすすめします。

①後払い現金化業者に申し込む

基本的には、公式サイトにあるお申し込みフォームや電話、業者によってははLINE等からも申し込むことが可能です。
申し込みをすると、利用金額やスケジュールの希望などをヒアリングされ、現金化できるかどうかの審査を受けることになります。なお、審査は無料で受けられるので安心してくださいね。

②審査を受ける

審査に必要な書類は業者によって異なりますが、概ね以下のものを求められます。

•  顔写真付きの身分証明書
• 健康保険証
• 直近数ヶ月分の給料明細
•  通帳・口座履歴のコピー

業者によっては、社員証やセルフィー（免許証などの身分証明書を自分の顔の横に掲げてスマホなどで撮影したもの）の提出を求められることもあります。

審査に通過すると、商品の購入価格と売却金額が業者より提示されます。

③後払いで商品を購入する

審査結果や提示された条件に納得したら、商品の購入手続きに進みます。
どのようなタイプの商品があるのか、さっそく見ていきましょう！
なお、購入商品の代金は後払いなので、この段階ではお金を支払う必要はありません。その代わりに、後払いで購入することを定めた「契約書」が発行されます。契約書の内容を必ず確認したうえで署名しましょう。

【FXトレードソフトなど機能性商品を扱うタイプ】

機能性商品を扱うタイプは、FX用のトレードソフトなどを購入し、そのソフトの使用感などを投稿することで宣伝協力費としてキャッシュバックを受けられる仕組みです。商品レビューの専用ページに口コミ登録するだけで済むため、手間もかかりません。
また、実際に購入したFXトレードソフトは副業などとしても利用できるため、無駄にならないことも利点です。

【情報商材を扱うタイプ】

情報商材を扱うタイプは、予めキャッシュバック特典がついているのが特徴です。また、情報商材にはお金を稼ぐ知識の詰め込まれた商品が多いため、現金化する目的以外にも、購入した情報商材を売却したり、情報商材のノウハウを駆使したりして、さらにお金を生み出せるメリットがあります。

【ギフト券を扱うタイプ】

ギフト券を扱うタイプは、換金しやすいAmazonギフト券などの金券を買い取ってもらう仕組みです。このタイプでひとつ注意が必要なのは、購入と売却を同じ業者ではできないという点です。後払いで購入したギフト券は自分で転売してお金に換えなければならないので、多少の手間がかかる方法といえます。

【同じ業者で商品を購入即転売するタイプ】

このタイプは、現金化のための商品購入と売却を同時に同じ業者に委託する仕組みなので、手っ取り早く現金を調達したい方におすすめです。実質的に申し込みをするだけで現金が振り込まれるので、手間の面では最も負担が少ないといえます。

④入金

契約が成立すると、商品の金額に応じた現金が指定した銀行口座に入金されます。一般的に審査に通れば即日で入金され、業者によっては「最短15分で入金」など入金スピードがかなり早いところもあります。

⑤支払日に後払いの代金を払う

購入した商品代金は後日、現金化業者へ支払いをします。
契約で定める後払い代金の支払日は「給料日当日」に設定されることが多いので、あらかじめ支払い計画は立てやすいでしょう。
この支払いをもって契約は終了となります。

借金返済のために利用するのは避ける

消費者金融機関や借金への支払いを目的に、後払い業者で現金化を行うのは避けましょう。
複数の業者を利用すると支払金額や手数料が膨らみ、ますます資金繰りに困ることが予想されます。
資金繰りにどうしても困ったら、国の公的融資制度を検討するのもひとつの手です。
主には、生活福祉資金貸付制度や、母子父子寡婦福祉資金貸付金制度、緊急小口資金貸付などがあります。

支払期限はしっかり守る

支払期日に商品代金を支払えない場合、購入者の職場への連絡や自宅に取り立てが来る可能性も否定できません。
また、悪質な業者だと、個人情報を悪用した嫌がらせなどをされる危険もあります。業者選びには十分注意するとともに、契約で定めた支払期限は厳守しましょう。

手数料の安い業者を選ぶようにする

後払い（ツケ払い）現金化サービスでは、商品の後払い手数料や売却手数料等がかかります。
スピーディーに現金調達ができ、使い勝手のよいサービスである反面、手数料は高めに設定されています。
複数の業者を比較し、できるだけ手数料が安く買取率の高い業者を選ぶようにしましょう。