【必見】先払いファクタリングとは?サービスの特徴や申請の流れも解説!

突然現金が必要になったが、さまざまな理由から借金やローンができないという人は少なくありません。こうした人の強い味方になってくれるのが、『先払いファクタリング』というサービスです。この記事では、『先払いファクタリング』のサービスについて解説したあと、おすすめのファクタリング業者についても紹介します。

そもそもファクタリングとは?

ファクタリングとは、「債権の買取、債券への保証による現金化を行う金融サービス」を指している言葉です。
もっと簡単な言葉で言うならば、「利用者が将来的にお金を返してもらえる権利(=債権)を、第三者に売るなどの方法で現金化するサービス」ということになります。

事業によって生じた売掛債権以外にも、介護報酬債権などを対象とした介護事業所・介護事業者向けのファクタリングサービス、不用品の先払い買取を行ってくれるサービスも存在します。
ファクタリングには、大きく分けて2つの種類があります。

2社間ファクタリング

2社間ファクタリング(2者間取引)では、まず債権者が持っている債権をファクタリング会社に売却します。

ファクタリング会社は、その債権の金額の一部を手数料として差し引いた代金を元債権者に支払います。

後日、元債権者が債務者から支払いを受けたら、その代金をファクタリング会社に支払うという流れです。

3社間ファクタリング

3社間ファクタリング(3者間取引)では、債権者が事前に債務者に対してファクタリング会社を利用することについて承諾を得ておきます。

そのうえで、債務者はファクタリング会社と契約して債権を売却。ファクタリング会社は一部を手数料として差し引いた後、債権買取代金を元債権者に支払います。

後日、債務者は元債務者ではなく、直接ファクタリング会社に支払いを行うという流れです。

2社間ファクタリングでは債務者が元債権者を通してファクタリング会社に支払いを行うことになるのに対し、3社間ファクタリングでは債務者が掛先を介さず、直接ファクタリング会社に支払いを行うのが特徴です。

先払いファクタリングの特徴

先払いファクタリングは、債権だけではなく、自宅にある不要品も売れるファクタリングの方法です。

一般的な債権のほかに、スマホやゲーム機、ノートパソコンなど、さまざまな家具家電が対象になっているケースが多く、スピーディーに現金化してもらえるという特徴があります。

ネット上で完結

先払いファクタリングは、基本的にスマホやパソコンからのやり取りだけで、即日現金化が可能な方法です。
実店舗に行く必要がないので、時間の制約がある人にもおすすめできます。

個人事業主やフリーランス向けのサービス

個人事業主やフリーランスなどの小さな事業体では、資金繰りが厳しくなりやすいというデメリットがあります。こうした人たちに使いやすい早期入金サービスが先払いファクタリングです。

事業を請け負って請求書を振り出しても、取引先から報酬が振り込まれるのは2か月後、3か月後、ということはよくあります。

また、請負元の倒産や、音信不通による支払い拒絶などのトラブルに巻き込まれることも考えられます。

先払いファクタリングは、事前に電子請求書の請求書情報など、掛債権に関する情報をファクタリング業者に提示して査定してもらい、売却・現金化することで、こうしたトラブルを回避することができるのです。

周囲に知られる心配がない

先払いファクタリングでは在籍確認が行われることはほとんどないため、周囲に知られるリスクが低くなります。
会社の人や家族にバレたくないという人にもおすすめのサービスです。

一般の買取専門店や質屋よりも高額販売ができる

一般的な買取店は店舗を構えているため、家賃や光熱費がかさみ、売買差益を多く取らなくてはいけなくなります。そのため、安く買取が行われるケースがよくあるのです。

それに比べて、オンライン上で完結する先払いファクタリングは、比較的手数料が安価になる可能性があります。

金融ブラックの人でも利用ができる

さまざまな理由で新規の借金ができない人であっても、先払いファクタリングは自分の持っているものや権利を売る行為ですので、審査などはなく、そのまま現金化が可能です。

先払いファクタリングの流れ

先払いファクタリングは、以下のような流れで査定・入金が進んでいきます。

先払いで買取査定をしてもらう

まずは、売りたいものを写真撮影などしてファクタリング業者に送り、査定してもらいます。

業者によって買い取ってもらえるものは異なりますので、自分が売りたいものが買い取り対象になっているかどうかを事前に確認しておくとスムーズです。

買取業者より査定額が提示される

送った写真などをもとに、買取業者から査定額が提示されます。

この金額に同意できれば、買取手続きに移行します。

買取手続き完了後に先払いで買取代金が入金される

買取手続きを行うと、こちらから商品を送る前に、買取の代金が指定口座に入金されます。

入金は多くの場合、即日、ないし翌営業日となります。

売却した商品を後日発送

売却した商品は、後日指定の場所に宛てて送ります。

発払い・着払いや時間指定などは、業者の指示に従ってください。

発送できない場合はキャンセルできる

事情があって商品が発送できなくなった場合は、キャンセルが可能です。

ただし、受け取った買取代金に加えて、手数料として買取代金の10~50%の金額を請求される場合があります。

キャンセル料については、入念にチェックしておくことをおすすめします。

まとめ

先払いファクタリングによる請求書の現金化は、資金調達が難しい個人事業主やフリーランスに特に有効な手段です。

今回ご紹介した業者以外にもフリーランス向け報酬に関する先払いを専門に扱っている『yup株式会社』などの先払い業者もありますので、相談してみるといいでしょう。

各企業のプレスリリースなどをチェックして、より専門性の高い所へ売却することで、高値での査定が期待できます。
また、こうした事業を行っていない人であっても、金融ブラックなどの理由から借金が難しい人などにはおすすめのサービスです。

ただし、銀行ローンなどに比べて利率が高くなりやすい点や、キャンセル料などが高額になるケースも少なくないなどのデメリットもあります。

計画的に、かつ現金が必要な場合のみに絞るなどの工夫しながら利用しましょう。