毎月ギリギリの生活費でやりくりをしていると、突発的な支出が生じることでお金が足りなくなってしまうことがあるのではないでしょうか。
障害のある人や低所得者であれば生活福祉資金貸付制度が利用できますが、生活保護を受けたり、債務整理をしないようにしたりするためには、現状よりも収入を増やすか支出を減らさなければいけません。
この記事では、お金が足りないときにおすすめの対処法について解説します。
「お金がない!どうしよう」と悩んでいる人へおすすめの解決策
どうしても必要な費用で、一時的にお金が無くなっているのであれば解決策は多く存在します。しかし、大抵の場合、資金不足は慢性的に生じていることが多いです。
将来的なお金の不安を無くすためにも、まずは以下のような順番でお金と向き合ってみてください。
まずは現状を把握することから始めよう
第1に、何故自分はお金が足りない状況になっているのかの原因を把握しましょう。
多少余裕がある人なら、ファイナンシャルプランナーに相談してもいいですが、自分で把握するに越したことはありませんので、日々の支出情報を家計簿アプリにまとめて一元管理することから始めてみましょう。
シンプルに収入を増やす
お金が足りないのであれば、シンプルに収入を増やすことをまずは目指してみましょう。
現在サラリーマンの人は、仕事に対し真面目に向き合い昇給を狙うでもいいですし、副業を始めてみてもいいかもしれません。
現在はクラウドワークスやランサーズなどで、自宅にいながら簡単に副業をすることもできます。お金がなくて悩んでいる人は自分の特技を生かし、副業にチャレンジしてみてください。
支出の見直しを行う
多くの人が取り組みやすいのが、支出の見直しです。
住宅ローン融資を始めとした借入金の返済や保険料の支払いといった固定費を把握しつつ、毎月かかる生活費を見直します。
特に、居住費は支出の大半を占めるケースが大きいので、より慎重に見直しを行いましょう。
流動的支出を節約する
食費や美容代、ショッピング代といった、流動的支出の節約も検討が必要です。
目の前のセール品に惑わされることなく、中長期的な視野を持って生活することで、お金に余裕が出てくる可能性が高まります。
これらの節約は、やりすぎてしまうとストレスが溜まる可能性もありますので、適度に取り組むスタンスが重要です。
どうにもならないときは借金する方法もある
上記を試してもどうにもならない場合、借金という方法を検討してもいいかもしれません。
銀行などの金融機関に融資を受けたり、大手消費者金融カードローンを利用したりすることで、一時的にお金を調達できます。
しかし、これらの融資では審査によって貸付の利用可否が決まりますので、既に金融ブラックの人や、家族にバレたくないという人は、後払い(ツケ払い)現金化という方法による資金調達も有効です。
ただし、後払い現金化サービスを行う業者の中には、闇金まがいの金利を手数料として請求するところもありますので、できる限り慎重にサービス選定をしてください。
【必見】収入を増やすための具体的な方法!
収入を増やすことは容易ではありません。
しかし、一度収入を上げることができれば、余裕を持った生活をし続けやすくなるといったメリットがあります。
ここでは、収入を増やすための具体的な方法について解説します。
年収の高い会社へ転職する
スキルがある程度ある人であれば、転職支援サービスなどを活用し、年収の高い会社へ転職すると、比較的速く収入アップが狙えます。
入社初年度でも高年収が狙え、幅広い社会人を対象としている求人は、主に「不動産業界」「IT業界」「外資系企業」が多いです。
本気で収入アップを狙いたい場合は、転職を検討してみてください。
現在働いている会社で出世する
現職で出世することでも収入アップが狙えます。
この場合、時間こそかかるものの、安定した収入を得つつ現職のスキルを着実に伸ばすことができますので、比較的理想の方法と言えます。
また、役職が上がった時どれくらいの収入になるかを予め知れますので、将来設計も立てやすいといったメリットがあります。
副業を始めてみる
副業可の会社であれば、本業の空いた時間を使って副業を始めるのもいいかもしれません。
Webライティングやアフィリエイトブログ運営、せどりなど、スキルが無くても始められる副業は意外と多いです。
また、副業に取り組んで得たスキルは、本業に相乗効果をもたらすこともありますので、お金儲け以外の側面でもおすすめの方法ですよ。
投資を始める
投資を始めることで収入を増やすことができます。
投資といっても、キャッシングや担保差し入れで多額の資金を用意してから運用するような株などではなく、毎月数千円程度の金額を積み立てていく方法がおすすめです。
投資信託であればプロが運用してくれますので、取り掛かりやすくなっています。
この場合は、「毎月決まった金額を積み立てる」ことが重要ですので、忘れないでください。
節約するための具体的な方法はコレ
節約すればするほど、目の前のお金は豊かになっていきます。
具体的には次のような方法での節約がおすすめですので、参考にしてみてください。
お金を使う目的を明確にする
どんな物事でもゴールを設定しないで手段だけに走ってしまうと、絶対に長続きしません。これは節約においても同じことです。
節約に取り組み、3カ月後に旅行に行く、新居の頭金のために○○万円貯めるといった目的を明確にすることが重要。
目的を決めると、自然と節約すべき金額や期限が定まりますので、節約が成功する可能性が高まります。
分割払いやリボ払い、カードローンなどの見直し
節約は流動支出の中から行いますので、固定支出が大きいと節約できる金額も少なくなります。
月々の支払いが抑えられるからといって、分割払いやカードローンの多用、ひいてはリボ払いに手を出してはいないでしょうか。
これらの借入は、そもそも金利が高いため、総支払額で見ると非常に損をしてしまいます。
節約して貯めたお金で、まずは借入を完済することをおすすめします。
節税対策をする
会社員でも節税対策は可能です。
節税対策をすることで、年末調整や確定申告の収入額を差し引くことができますので、支払うべき税金が少なくなるのです。
簡単なところでいうと、「医療費控除」「住宅ローン控除」「生命保険料控除」などがありますし、最近では「ふるさと納税」「確定拠出年金」などもありますので、気になったものを調べて、行動してみましょう。
収入に合った住居へ転居する
持ち家を持っていたら難しいですが、賃貸で生活している人であれば、収入に合った住居へ転居するのも有効です。
家賃は支出の大半を占めていることが多いため、仮に今の家賃の7割の住居に転居できれば、同じ生活を続けても3割分の貯金ができてしまいます。
節約するストレスをできるだけ抑えたい人こそ、転居も検討すべきでしょう。
なるべくクレジットカードで購入する
クレジットカードに対し、「いくら使いすぎたから分からなくなるから使いたくない」と考えている人がいますが、それは誤りです。
クレジットカード会社は各社で管理アプリをリリースしており、「何に対し、いつ、いくら使ったか」を勝手に記録してくれています。
マメに記帳や支出管理ができる人であれば、そのまま現金生活を続けて問題ありませんが、現金で生活している人の多くは支出管理ができていません。
管理の意味でも、クレジットカードを利用した生活に切り替えるべきでしょう。
まとめ
お金が足りなくなった時、短期的には支出の見直しが、中長期的には収入を増やすことが有効だと解説しました。
特に支出の見直しにおいては、固定費を見直すことがもっとも有効ですので、優先的にトライしたい項目と言えます。
カードローンやリボ払いの完済、家賃を低くするなど、できることは沢山ありますので、今日からでも取り組んでみてください。
また、どうしてもお金を借りないといけない場合は、金融ブラックの人でも即日で現金調達ができる、後払い現金化サービスの活用も視野に入れてみましょう。