「後払いファクタリングってどんな仕組みなの?」「違法性はないの?」と疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
後払いファクタリングは、「後払い(ツケ払い)現金化サービス」とも呼ばれ、給料日前などでお金が足りない時に、すぐに小口の資金調達ができるサービスです。
今すぐにお金が欲しいという人にとっては大変便利なサービスですが、その仕組みや利用上の注意点がわからないと不安ですよね。
そこで、この記事では後払いファクタリングの概要と注意点を解説します。
具体的には、
- 後払いファクタリングの仕組みと手続きの流れ
- 後払いファクタリングの違法性の有無
- おすすめの後払いファクタリング業者
といった内容を、3分ほどで読めるようにわかりやすく書いていきます。
この記事を読めば、後払いファクタリングのことや利用上の注意点がよくわかりますので、ぜひ最後まで目を通してくださいね。
【審査緩い・審査なし】後払い(ツケ払い)現金化おすすめ業者ランキング!
後払い(ツケ払い)現金化業者の中には、悪質な業者も多いので選定には注意が必要です。
ここでは、おすすめの後払い(ツケ払い)現金化業者について紹介します。
MARIO(マリオ)
商品価格 | 15,000円~60,000円 |
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キャッシュバック | 5,000円~40,000円 |
入金スピード | 最短15分 |
在籍確認 | なし |
営業時間 | 9:00~19:00(年中無休) |
Ciel(シエル)
商品価格 | 32,000円~46,000円 |
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キャッシュバック | 20,000円~28,000円 |
入金スピード | 最短15分 |
在籍確認 | なし |
営業時間 | 9:00~19:00(年中無休) |
Bambi(バンビ)
商品価格 | 14,000円~80,000円 |
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キャッシュバック | ~50,000円 |
入金スピード | 最短5分 |
在籍確認 | なし |
営業時間 | 9:00~19:00(年中無休) |
後払い(ツケ払い)現金化サービスについて
まずは後払い(ツケ払い)現金化サービスと混同されやすい給料ファクタリングとの違いに触れつつ、各サービスの仕組みと手続きの流れについて、解説していきます。
給料ファクタリングとの違い
今まで小口の現金調達の仕組みとして使われてきたのが給料ファクタリングです。
そもそも「ファクタリング」というのは企業融資で使われている手法で、売掛債権の買い取りを意味します。
中でも「給料ファクタリング」は、中小企業ではなく個人が持つ「給与(給料)」という債権を担保に、業者が買い取って現金化するものです。
支払い期日に、利用者が給料から業者にお金を返済することになります。
一時期多くの人が利用していましたが、金利換算で年率数千%という高額な手数料を徴求したり支払いが遅れると勤務先に連絡したり、厳しい取り立てをしたりする業者が目立ち、社会問題になりました。
もともと、業者の見解としては「給料ファクタリング」は「債権の買い取り行為」であり
「貸金の行為」ではないというものでした。それゆえ、「貸金行為」でなければ金融庁の監督が及ばないということで、「ヤミ金融業者」が多数、給料ファクタリングという現金化商法に流れてこんできたのです。
ところが、2020年より金融庁が「給料ファクタリング」は「貸金行為」であり貸金業の登録業者しか行ってはいけないと明確にしたことにより、現在では多くの業者が撤退し、今では「給料ファクタリング」が利用されることはほとんどなくなりました。
この「給料ファクタリング」と今回ご紹介する「後払い現金化サービス」は、即時で現金を入手できるという点では同じですが、仕組みとしては全く異なります。
「後払いファクタリング」は、購入した商品の支払いを後払い(ツケ払い)にして、商品を転売したり購入商品のレビューを投稿したりして、現金を得るもの。後払いの「ファクタリング」とは呼ばれていますが、債権の買い取りを行うものではなく、「給料ファクタリング」とは全く違う仕組みなのです。
後払い(ツケ払い)現金化の利用条件
後払い(ツケ払い)現金化サービスは、ブラックリストに載っていて銀行・消費者金融・クレジットカード会社の審査が通らない人でも利用することが可能。
現金化の利用条件というのは非常に緩く、強いていうならば「現在、働いているか」ということくらいです。
もちろん、各々の業者によって細かい利用条件は異なりますので、詳しくはHPなどで確認してください。
後払い(ツケ払い)現金化サービスの流れ
ここで後払い現金化サービスの取引の流れについて説明します。
- 申し込みは、各業者の公式サイトにある申込フォームや電話、LINEなどを通じて行います。
- 基本的にはどんな商品を購入すればいいかなどを確認し、その後の流れや後払いが可能かどうかの審査を受けます。
- 審査が問題なく通れば、商品を購入します
- その後各業者の現金化システムに沿って作業を行い、現金化サービスを受けることができます。
- 後日商品の代金を支払います。
土日祝日に後払い(ツケ払い)現金化を利用する際の注意点
現金化したお金は、基本的に口座振り込みで受け取ります。
土日祝日にお金が欲しい人は、土日祝日にも振込入金が可能な金融機関を指定してください。
ネット銀行など、コンビニでの現金引き出しも可能な銀行がおすすめです。
【オンライン完結型】後払い現金化は大きく分けて2つのタイプが存在
後払い現金化は「商品の購入代金を後払いにする」ことを利用した仕組みで、いくつかの方法ありますが、どれも人に会うことなくオンラインで手続きが完結することが特徴です。
また、現金化の方法は大きく分けて2つの方法が存在します。
- 個人で行う方法
- 業者に依頼する方法
利用者自身が商品の転売を行うとすると転売先を見つけ、販売価格など条件の交渉をし、販売代金を回収するといったことを全て利用者自身で行わないといけません。
これは手間や時間がかかるだけでなく、売れ残りなどのリスクも大きいというデメリットがありますので即日現金を手に入れたいという人にはおすすめできません。
一方後払い(ツケ払い)現金化業者に依頼する方法であれば、申込みを行うだけで、ほとんど業者側で対応してくれるというメリットがあります。
(※レビューを行い現金化する場合は1行程度の簡単な口コミ投稿が必要となる場合があります。)
しかし、個人で現金化するのに比べ手数料が発生するといったデメリットもありますので、いくつかの業者を比較し、自分に合ったものを選ぶようにしてください。
ここでは業者に依頼する方法で代表的な
- 商品転売方式
- レビュー(口コミ)タイプ
- キャッシュバックタイプ
について解説します。
オーソドックスな「商品転売代行方式」
「商品転売代行方式」の仕組みは下記のとおりです。
- 後払いで商品を購入する
- 購入した商品の転売を委託する
- 転売した商品の差額を現金として受け取る
- 後日購入代金を支払う
こちらの方法であれば商品が自宅に送られてくる心配もなく、商品購入や売却などの煩わしい作業も全て業者が引き受けてくれる形になります。
実質的には申し込むだけで現金が振り込まれるので、手っ取り早く現金を手にしたいという人にはおすすめの方法です。
簡単に完結する「宣伝報酬型(口コミ・レビュータイプ)」
「宣伝報酬型」は、購入商品のレビュー記事を投稿することで、キャッシュバックを得ることができます。購入する商品は主にFXの自動売買ソフトや副業に役立つ情報商材などです。
仕組みは以下のとおりです。
- 商品を後払いで購入
- レビュー宣伝の協力
- 宣伝協力の報酬を受け取る
- 後日商品の代金を支払う
レビューは1分程度で終わるような簡単なものであるケースが多いため、文章能力のない人でも安心して利用することができます。
手軽に即日現金化できる「キャッシュバック型」
「キャッシュバック型」は後払い(ツケ払い)現金化サービス業者が販売しているキャッシュバック特典つきの商品を後払いで購入します。
こちらの特徴としては、商品購入後すぐにキャッシュバックを受けることができるという点です。即日現金化することが可能であり、商品代金は後日現金化業者へ後払いします。
仕組みは以下の通りです。
- 商品を後払いで購入
- キャッシュバック金額を受け取る
- 後日商品代金を支払う
商品を購入するだけで現金化ができるので、買取業者に買ってもらったり、宣伝をしたりする手間がかかりません。
【注意】後払い(ツケ払い)現金化業者に違法性はあるの?
現在、給料ファクタリングは貸金業務なり、貸金業登録業者以外が業務を行った場合は「違法」とみなされています。
それでは後払い(ツケ払い)現金化業務に違法性はあるのでしょうか?
結論から申し上げますと、後払い現金化は今のところは全てが違法とはされていません。(※2022年12月時点)
ですが、後払い現金化業者の逮捕事例もありますし、金融庁から注意喚起も発せられていますので、十分ご注意の上ご利用ください。
元々給料ファクタリングをやっていた悪質な業者が後払い(ツケ払い)現金化サービスに転向しているケースも少なくなく、利用者とのトラブルも増えているのも事実です。
利用を検討する場合は、ネットでの業者の評判レビューなどをよく調べる必要があります。
また、後払い(ツケ払い)現金化サービス自体は現状「違法」とはされていませんが、次のような場合は違法となる可能性があります。
業者と転売先が同じ場合は違法性あり
商品を売った業者と転売先が同じ場合は違法性ありとみなされます。
転売行為という形をとって、実質的に「業者が利用者にお金を貸しつけている」のと同じだからです。
「貸金行為」は登録業者にしか認められていないため、登録をしていない業者の行為は違法となりますので注意しましょう。
金融庁が提供している下記URLより貸金業の登録の有無が調べられますので、チェックしてみてください。
レビュー作業と対価が見合っていない場合は違法性あり
レビュー作業が非常に簡単であるにもかかわらず、その対価である報酬が高い場合も違法の疑いがあります。
レビューに対する報酬ではなく、実質的には資金を貸し付けるための行為とみなされるからです。
商品に価値がない場合は違法性あり
商品自体に価値がない場合も違法性の疑いが持たれます。
これも、商品購入が貸金業務とみなされる事を回避するための見せかけの行為と判定される懸念があるからです。
貸金業務の無登録業者が、実質的な貸金行為を行うために偽装したとみなされる契約行為は違法性があります。利用する際はしっかりと仕組みを確認し、優良業者を見極めるようにしましょう。
まとめ
ここまで後払いファクタリングについて解説してきました。
最後にポイントをまとめておきましょう。
- 後払いファクタリングは給料ファクタリングとは全く違う仕組みである
- 利用条件は緩く、金融ブラックで、他の金融機関から資金調達できない人や個人事業主でも利用可能
- 後払いファクタリングの主なタイプとしては「商品転売代行タイプ」「レビュータイプ」「キャッシュバックタイプ」がある
- 後払い現金化自体はケースによっては「違法」となる可能性が高いので注意が必要
- 悪徳業者から貸付を受けてしまったと判断した場合は、消費者庁に相談する
後払い(ツケ払い)現金化は、簡単な審査で、スピーディーにお金を用立てることができるサービスですが、期日には商品代金の支払いを行う必要があります。
期日にしっかり支払いができるかを考え、計画性をもって利用するようにしましょう。